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子どもの矯正

乳歯から永久歯への変化の時期

当院では開院以来多くの子どもさんの矯正治療を手がけてきました。子どもは大人と異なり、乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)への変化があり、その中でかみ合わせや歯並びもさまざまに変わっていきますので、データと経験に基づいた的確な治療判断が不可欠となります。


予防矯正をお勧めします

小学生の時期においては乳歯と永久歯が混ざり合い(この時期を混合歯列期と言います)、それまで噛み合わせに問題がなかったお子さまでも、急に噛み合わせが不正な状態になってしまうことがありますので、医師と相談しながら定期的な管理をすることが理想です。
子どもの矯正(乳歯列期・混合歯列期・永久歯列期)
最近では小学校2・3年生の、子どもの歯がまだ残っている時期から治療を開始するケースが増えています。これは矯正治療全体が成熟し、予測・予知性が高くなったため早期から計画的な治療ができるようになったためです。



中学受験や体育・吹奏楽のクラブ活動について

混合歯列期から永久歯列期への移行期は、個人差もありますがおよそ小学校の卒業時期(12歳)が目安となります。しかし一方でこの時期には、中学受験を控えるお子さまも多いので、当院ではあらかじめそのような事情をふまえ長期的視野に立った治療計画を立案することで、個人の事情や治療期間を考慮した幅のある治療を心がけております。

また、スポーツや吹奏楽・管弦楽などのクラブに所属することで、固定式装置への心配がある方もお気軽にご相談ください。痛みを軽減する方法や、各症例にふさわしい装置をご提案させていただきます。



お子さまの通院への配慮について

治療を始めたお子さまが中学や高校生になると、お一人での通院も多くなります。当院では、大切な情報を保護者にお伝えしたい時はお電話やお手紙を書いたり、「次回は来院時に保護者同伴で来てください」とお伝えしていますので、小学生からでもお一人で安心して通院していただくことができます。

以前は毎回の来院時に調整料を3,000円程頂いていましたが、思春期の多感なお子さまがお一人で来院されることでのトラブルなど種々の事情を考慮して、現在は毎回の調整料は頂いておりません(舌癖のトレーニング[MFT]や保険診療の患者さまを除きます)ので、安心して通院に送り出していただけます。



骨格的な問題への配慮について

また、受け口(前歯が反対にかみ合っている方)や出っ歯のお子さまの中には、骨格的な問題(下顎のサイズが大きすぎたり、上顎の成長が良すぎる等)がある方も少なくありません。そのまま放置して成人になってしまうと、手術をしないと改善できなかったり、矯正治療だけでは部分的な改善しかできないケースがまれにありますので、的確な早期の判断が必要となります。


できるだけ抜歯をしなくて済むように

さらに、乱杭歯(らんぐいば)や、デコボコの歯並びの治療も、永久歯列期になってしまうと歯を抜いて治療するケースが増えますが、混合歯列期から積極的な治療に取り組むと永久歯を抜歯しなくてはならないケースも低く抑えられます。

以上の点をふまえ、お子さまの歯並びや噛み合わせが気になる親御さまは、すぐに治療にとりかかったほうがいいのか、もう少し様子を見ながら進めたほうがいいのか、一度初診を受けてご相談くださることをお勧めいたします。

お子さまと一緒に矯正治療を受けようとお考えの方は「大人の矯正」も合わせてお読みください。